共同生活のルール

フクシマの子どもの未来を守る家を利用予定の家族のみなさま

ルール1

 フクシマで、日々放射能から子どもを守ることを頑張っておられる、お父さん、お母さん、大変お疲れ様です。

 「守る家」を利用される家族の皆さんが、ここ鶴岡で楽しく、気持良く、そして親子共々リフレッシュし、また、放射能から身を守る生活をしていただく為に下記のような「申し合わせ事項」を利用された皆さまのアンケートも参考にしながら作成しました。

 フクシマの子ども達の健康回復のための「一時疎開と保養引き受け活動」が今後も継続していけますよう、皆さまのご協力をよろしくお願いします! 

 

1.お願い

  • ① 鶴岡での生活について分からないこと、心配なことは何でも相談してください。
  • ② 子どもさんの見守りは、保護者の方の責任でお願いします。
  • ③ 「フクシマの母子の役に立つのなら」と無償でお貸しいただいた4軒の民家を「守る家」として使用しています。 いずれの家も数ヵ月~数年空き家になっていた「家」です。傷みや、汚れている箇所などありましたが,「守る家」サポーターや沢山のボランティアさんで修繕や清掃、布団干し等、フクシマの家族の一時疎開と保養先となるよう準備してきました。また家の備品や生活用品、子どもの遊び道具なども沢山寄付をいただきました。
    すべてが快適に完備されているとはいえない古い民家で不満な点もあるかとは思いますが、沢山の方々のお力添えで「4軒の守る家」が準備されたことをご理解ください。
  • ④ フクシマの家族が外出中でも必要が生じた場合は、事前に連絡をした上でサポーターが「家」に入る場合がありますことを了解ください。
    (保管してある物を取りに行く場合や修繕などを行う場合) 
  • ※ 各「家」に備えてある、家具・調味料・米・ティッシュペーパー等はフクシマの家族の共有財産ですので、お持ち帰りにならないようにお願いします。
  • ※ 家の中は禁煙です。花火や蚊取り線香など、火気には充分注意して下さい。

 

2.1軒の「家」で2~3世帯で共同生活するにあたっての注意点

  • ① 掃除やゴミ出しなどの家事は、同居された家族同士、話合って協力して行ってください。(サポーターは「家」に常駐していません)
  • ② 台所・風呂場・トイレは各「家」に一つしかありません。炊事時間や入浴時間はお互いに話し合い、順番制にするなど、工夫してください。
  • ③ お互いの生活リズムに配慮して、夜9時以降は静かに過ごしましょう。
  • ④ 近所の方と顔を合わせたら挨拶をしましょう(^^♪             地域の方々は、「守る家」の活動を理解しフクシマの家族を温かく見守ってくださっています。

戸締り、火の元は厳重に!(揚げ物は禁止)

 

3.持ち物(「家に用意されている物」は別紙を参照ください)

ルール2
  • 健康保険証
  • 現金
  • 持病の薬
  • 子ども用箸とスプーン
  • はぶらし 
  • 「守る家」に用意されていない遊び道具
  • 季節の遊び道具(虫取り網・水着など)

 

4.季節に応じた野外での遊びの企画や「放射能に負けないごはん」調理実習、

  「免疫力アップ講座」など、楽しく、そして学べる企画を準備します。

  ぜひご参加ください!(^^♪             

「守る家」利用にあたっての申し合わせ事項
「守る家」利用にあたっての申し合わせ事項.pdf
PDFファイル 179.7 KB